ニューイングランド生活 第3週(後半)

9/16 (Sat)

 朝、妻とテニス。午前中、ファーマーズマーケットへ。いろいろ買い物。その後昼寝。結構寝てしまう。
 起きて新聞をいろいろ読んだ後に、同志社から留学している学生2名と妻と夕食会。皆それぞれの想いを持って来ていることがわかる。彼らの活躍に期待したい。

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9/17 (Sun)

 朝、ランニング。その後、州東部のウォールデンへ。車で州道2号線を東に向かい、コンコードへ向かう。ここはアメリカの環境運動の父とも言われるヘンリー・ソローが眠る街。彼が書いた『ウォールデン・森の生活』の舞台であるウォールデン池を訪ね、散策する。とても気持ち良いエリア。海水浴をしている人や日光浴をしている人がたくさんいたが、夏はすごく混むのだろう。
 池を一周した後に、コンコードの市内へ。街並みが綺麗な市街地を抜けて、北西のMinute Man National Historical Parkへ足を運ぶ。アメリカ独立戦争が始まる契機となった地。私自身はアメリカ研究を守備範囲としているものの、恥ずかしながら独立戦争の詳細を十分理解していない。いろいろな展示や石碑を見ながら、当時の様子に思いを寄せた。戦いが始まったNorth Bridgeのそばで歌を歌いながら通行者に声をかけている人がおり、アンケートを集めているのかなと思って話してみると、来年の連邦上院議員マサチューセッツ州から立候補しようとしている方だった。こんな立候補者と会うのは初めてだったので、ちょっと驚く。あちこち回った後、コンコードの市街地へ戻って遅い昼食をとる。こういう街に住むのは気持ちが良いだろうなぁとしみじみ感じた。